チョウトンボ- トンボ科 -

チョウトンボ1
チョウトンボ3
分布
チョウトンボは本州、四国、九州などで見る事ができます。
生息場所
平地から山地、里山の水辺や丘陵地など様々な場所に生息しています。
季節
6月~9月。
主に初夏の時期から秋の半ば頃にかけて活動しています。
チョウトンボ2
チョウトンボ4
その他の名称
蝶蜻蛉
学名:[Rhyothemis fuliginosa]
全長
31~42mm
食べ物
幼虫は肉食性で水中に住む小さな動物を食べます。
越冬態(えっとうたい)
幼虫
特徴
チョウトンボは飛行の際の飛び方が通常のトンボようにキビキビとしたものでなく、まるで蝶のようにヒラヒラと飛ぶという特徴を持つ事から「蝶蜻蛉(チョウトンボ)」と名付けられました。

チョウトンボは移動範囲を広げやすいという特長を持つ為、通常は生息地として知られていない場所でも見かける事があります。また、以前は首都圏などでも見かける事がありましたがじょじょに個体数が減っているようで最近では首都圏ではあまり見かける事がなくなってしまいました。

チョウトンボは蝶のような特徴的な飛行の他にも、美しく輝く翅も特徴のひとつとなっており、多くの蝶のようなほぼ透明とは言えないハッキリと色のついた翅を持ちます。
また、後ろ翅の方がかなり広いという事も特徴のひとつで後ろ翅の方がよりっ広範囲に色がついています。

メスの産卵方法は水面に体を打ち付けるようにして産卵する「打水産卵(だすいさんらん)」です。