分布
						
							イシガケチョウは本州の近畿地方よりも西の地域や四国、九州、南西諸島などに分布しています。
						
						生息場所
						
							平地から山地にかけての広葉樹林に生息し、特に日のあたる明るい林縁で多く見る事ができます。
						
						季節
						
							7月中旬頃~8月初旬。
                            イシガケチョウの成虫は夏場の短い期間しか活発に活動していません。
						
					 
					
                        
						
						その他の名称
						
                        	石崖蝶、石垣蝶
                            学名:[Cyrestis thyodamas]
						
						開張
						
							45~55mm
						
						食べ物
						
							イチジク、イヌビワ、オオタビ、ガジュマル、ホソバイヌビワを食べます
						
						越冬態(えっとうたい)
						
							成虫
						
					 	
                    
                    	イシガケチョウは非常に特徴的な模様の翅を持つタテハチョウ科の蝶で、このような翅を持つ事から他の種類の蝶と間違われる事はまずありません。また、個体によって翅色の濃淡に差がある事もイシガケチョウの特徴のひとつとなっています。
                        
                        イシガケチョウは様々な高さの場所を飛ぶ事で知られており、地表付近の低い場所から木の高い位置を飛行している事もあります。
                        飛行の際はひらりひらりと木の葉のように飛ぶ場合とグライダーのように滑空する場合とがあり、越冬前後は花の付近によく集まるようになります。
                        植物の上や地面に止まる際には翅を広げて止まり、驚くと葉の裏側に非難するという習性があります。
                        イシガケチョウは花から吸蜜する種類の蝶ですが、オスは河原や湿地などに降りて吸水している姿も良く見られます。
                        
                        尚、イシガケチョウは近年、北へと生息域を広げており、これは温暖化の影響ではないかとも言われています。