ナガサキアゲハ- アゲハチョウ科 -

ナガサキアゲハ成虫
分布
ナガサキアゲハは本州、四国、九州、沖縄などに分布しており、本州では主に西日本の地域に生息しています。
海外においては熱帯アジアを中心に広く分布しています。
生息場所
里山など。
季節
4月~10月
春から秋の半ばにかけて見る事ができます。
また、年3回の活動期があります。
ナガサキアゲハ幼虫
その他の名称
長崎揚羽
英名:[Great Mormon]
学名:[Papilio memnon]
開張
90~120mm
食べ物
幼虫はミカン科の植物の葉やカラタチの木の葉などを食べます。
越冬態(えっとうたい)
蛹(さなぎ)
特徴
ナガサキアゲハは元々、西日本で多く見られた蝶ですが、21世紀に入ってからは関東地方など、東日本でも見られるようになるなど、現在も生息域を広げていると考えられているアゲハチョウ科の蝶です。

ナガサキアゲハの体の代表的な特徴としてはアゲハチョウ科の蝶の殆どの種類に見られる後翅にある尾状突起(びじょうとっき)と呼ばれる尾のようなものがない事が挙げられます。

その他のナガサキアゲハの特徴は翅の模様がオスとメスで大きく異なり、オスの羽は全体的に黒っぽい色をしていますが、メスは前羽の付け根が赤く、後羽の周辺が白くて大きな丸い紋が並んでいます。
また、体の腹部についてもオスが全体的に細い形状である事に対して、メスは中心部分がふっくらとしています。

ナガサキアゲハの幼虫は主にミカン科の植物の葉を食べる事から都心部であってもユズやグレープフルーツなどの木がある場所では、幼虫が育つ事ができる為、都会のど真ん中など意外な場所で成虫を見かける事もあるようです。