ニホンミツバチ- ミツバチ科 -

ニホンミツバチ1
分布
ニホンミツバチは国内においては日本全国の殆どの地域に分布しています。
生息場所
里山など。
季節
3月~10月。
主に初春から夏にかけて活動していますが、基本的には一年中見る事が出来ます。
ニホンミツバチ2
その他の名称
日本蜜蜂
英名:[Honey bee]
学名:[Apis cerana japonica Rad]
体長
約13mm
越冬態(えっとうたい)
成虫
特徴
ニホンミツバチはセイヨウミツバチが海外から輸入されてくるまでは日本の養蜂農家がハチミツを集める為に主に使用してきた蜂ですが、セイヨウミツバチと比べて蜜を集める力が劣る事から、多くの養蜂業者は飼育する蜂をニホンミツバチからセイヨウミツバチへと移行していきました。

しかし、現在ではニホンミツバチの寒さに強い点やオオスズメバチに対する抵抗力が評価されて再びニホンミツバチでハチミツを集める農家も増えてきているようです。
通常、オオスズメバチに巣を襲われると、ミツバチは数時間で巣ごと全滅させられてしまうと言われていますが、ニホンミツバチはオオスズメバチと共生してきた期間が長かった為か、斥候として現れたオオスズメバチに対して、2枚目の写真のような形で集団で取り囲んで蜂珠をつくる事で温度を上げてオオスズメバチを蒸し殺すという方法で、オオスズメバチを退ける事があります。

また、ニホンミツバチはその寒さに強いという特徴を生かし、2月の寒い時期にも開花するフキノトウやフクジュソウなどの花にやってきて受粉を助けていると言われています。
このようにニホンミツバチは日本の在来植物の生態系の一部として機能している為、これからもその存在感が弱まる事はないと考えられています。