オオクワガタ- クワガタムシ科 -

オオクワガタ1
分布
オオクワガタは北海道、本州、四国、九州など、国内の幅広い地域に分布しています。
生息場所
山地など。
季節
6月~9月
オオクワガタは初夏から初秋にかけて活動しています。
オオクワガタ2
その他の名称
大鍬形
学名:[Dorcus hopei binodulosus]
体長
30~78mm
食べ物
幼虫は朽木を食べます。
越冬態(えっとうたい)
幼虫または成虫
特徴
オオクワガタは非常に人気のある昆虫で、一時は大型のものであれば10万円以上の値段で取引された事もありました。しかし、その後、飼育の技術がすすみ、飼育する人が多くなると供給数が急激に増え、現在では大きいものでも数千円程度の価格になりました。

オオクワガタは殆どのクワガタムシ科の昆虫と同様にオスにのみ大顎がある種で、体のサイズもオスの方が1cmほど大きいようです。2枚目の写真のメスのオオクワガタを見ると分かるとおり、メスは大顎が小さいという特徴以外にも頭が小さく、体の幅が狭いなどの特徴があります。1枚目の写真がオスのオオクワガタで、見比べてみると体の幅がメスよりも広いなどの特徴が分かりやすいかと思われます。
また、オスの大顎の先端付近には突起が見られます。

尚、オオクワガタは夜行性である事から夜にしか活発には活動せず、昼間は広葉樹の幹の穴や倒れた木の下などにひそんでいます。
また、数年の寿命を持つ事もオオクワガタの特徴のひとつです。