ツマグロオオヨコバイ- ヨコバイ科 -

ツマグロオオヨコバイ1
分布
ツマグロオオヨコバイは国内においては本州、四国、九州、沖縄など、北海道以外の地域に分布しています。
生息場所
平地、山地など。
季節
5月~
春の半ば頃から活動している個体を見る事ができます。
ツマグロオオヨコバイ2
その他の名称
褄黒大横這、バナナムシ
英名:[Bothrogonia japonica]
学名:[Bothrogonia ferruginea]
全長
13mm
食べ物
幼虫は様々な植物を食べます。
越冬態(えっとうたい)
成虫
特徴
ツマグロオオヨコバイは名前のイメージどおり、ツマグロヨコバイの仲間としては大型の昆虫で、同じカメムシ目の仲間であるセミなどと同じく、幼虫も成虫も植物の汁を栄養として生活しています。

ツマグロオオヨコバイの成虫が見られるのは大体、9月から12月までと3月から5月までで、寿命は約9ヶ月間と見た目よりも長寿の昆虫です。しかし、長寿な反面、植物の汁から栄養を摂取している為、成長が遅いという欠点も持っており、幼虫が成虫になるまで約3ヶ月間かかると言われています。

ツマグロオオヨコバイはその細長い体とやや緑がかった黄色の色彩から別名、バナナムシと呼ばれています。また、羽の端が黒い事も特徴のひとつで、幼虫は全身が透明感のある黄緑色をしています。